Dior ミス ディオール アブソリュートリー ブルーミング EDP 100ml

フランス屈指のハイ・メゾンで、70年の歴史を誇っている「クリスチャン・ディオール」。現代ファッションの歴史の基礎を作ったレジェンダリィ・メゾンで、オートクチュールでもプレタポルテでも大成功した、数少ないファッション・ハウスです。
近年ではジョン・ガリアーノのディレクションが有名です。2016年からは、元ヴァレンティノのマリア・グラツィア・キウリがクリエイティブ・ディレクターに就任しております。

こちらは、そんなクリスチャン・ディオールのフレグランス・ラインから、2016年に発売されたレディス香水です。おおもとのオリジナルは、1947年に発売された「ミス・ディオール」で、直接的には、リニューアルされた2012年版の「ミス・ディオール」のコレクションです。
2014年の「ミス・ディオール・ブルーミング・ブーケ」と名前が似ておりますので、お気をつけくださいませ。

オリジナルの香りや、「アブソリュートリー・ブルーミング」という名前からは、フローラルな香りをイメージしますが、この作品はポップでガーリーなフルーティー・フローラルの香調がベース。ディオール香水のなかではめずらしい、ファッション・フレグランスにしあがっております。

ラズベリー、ポメグラネイト(ザクロ)、ブラックカラント、ピンクペッパーなどが、ラブリーでジューシーなフルーティー・カクテルを香り立たせるトップから、
グラース産センチフォリア・メイ・ローズやピオニーなどが、パウダリーでエレガントなフローラルブーケを漂わせるミドルへ。
ラストはホワイト・ムスクなどが、リッチなスウィートを香らせて、あでやかなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。

調香は、2008年からディオールの専属調香師をつとめているフランソワ・デュマシー。プロデュースはモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンです。

ベリー系のフルーツとフローラルの、典型的なガーリー・フレグランスで、ミス・ディオールのラインのイメージをあえてはずしているところが面白いと思います。かなりロング・ラスティングなところも好ポイント。ボトルやボックスも、かわいらしいデザインでグッドです。

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